libro
www.tuyano.com
Google Apps Scriptプログラミング [中級編]

Fusion Tablesによるデータベースの利用 (1/6)

作成:2018-04-29 07:50
更新:2018-04-29 07:50

■Fusion Tablesの準備

Fusion Tablesは、Googleが提供する、WebベースのSQLデータベースアプリです。といっても、知らない人が多いかも知れませんね。これは2018年4月時点でまだ試験運用の扱いであり、GoogleドキュメントやGmailのような正式サービスとして公開されていません。

が、既に多くのところでFusion Tablesは利用されており、いきなり「やっぱりやめた」とばかりに消えてしまうことはまずないでしょう。(Googleのサービスは、正式公開されていてもいきなり終了することもあるので、先の心配をしてたら使えません……)

「WebベースのSQLデータベースアプリ」と紹介しましたが、Fusion TablesではSQLのクエリー文を使ってデータベースアクセスが行なえます。ただし! 現時点では、SQLのキーワードをすべてサポートしているわけではありません。基本的なものは一通りサポートしているので、SQLデータベースを使った経験があればだいたい利用の仕方はわかるでしょう。


■Googleドライブにアプリを追加する

Fusionn Tablesを利用する場合、まずGoogleドライブにアプリを追加しておきましょう。Googleドライブの「新規」ボタンをクリックし、「その他」メニュー内の「アプリを追加」を選んで、アプリケーションを追加するためのダイアログを呼び出します。そこで「fusion tables」を検索し、見つかったアプリの「接続」ボタンをクリックして接続をしましょう。これで、Fusion TablesがGoogleドライブから使えるようになります。

アプリを接続すると、「新規」ボタンの「その他」メニュー内に、「Google Fusion Tables」というメニュー項目が追加されます。これを選ぶことで、Fusion Tablesのテーブルファイルを作成できるようになります。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※図:「アプリを追加」メニューでダイアログを呼び出し、Fusion Tablesを接続する。

※関連コンテンツ

「Google Apps Scriptプログラミング [中級編]」に戻る