制御構文をマスターする (1/5)
作成:2018-03-17 08:26
更新:2018-03-17 08:26
更新:2018-03-17 08:26
■ifによる条件分岐
処理の流れを制御する「制御構文」は、大きく分けて2つのものがあります。「条件分岐」と「繰り返し」です。条件分岐は、条件に応じて異なる処理を実行するもので、繰り返しは文字通り、同じ処理を繰り返し実行するものです。
まずは、条件分岐からいきましょう。条件分岐の基本は「if」という構文です。これは以下のような形をしています。
・if文の基本形
ifは、その後にある()部分の値をチェックし、それによって2つの処理のどちらを実行するかを決めます。()には、真偽値として得られる値が用意されます。trueであればその後の{}部分を、falseならばelse以降の{}部分を実行します。
なお、else以降はオプションなので、不要であればelse ~の部分は省略できます。この場合、条件がfalseならば、何も実行せずに次に進みます。
では、もし「2つ以上の分岐が必要」という場合は? これには、まぁ別の構文もあるのですが、ifで行うならば、「elseに更にifをつなげる」ということで解決できます。
・複数ifの連結
このように、elseに更にifをつなげ、第2の条件を用意することで3つの分岐が行えるようになります。同じように、第3、第4、……と条件をつなげていくことで、無限に分岐を増やすことも可能です。
問題は、「条件にどんなものを用意すべきか」ですね。これは、真偽値の値や変数などが用いられます。多用されるのは「比較演算の式」でしょう。2つの値を比較する、=<>!といった記号を使った演算子の式ですね。
では、下に実際の利用例を挙げておきましょう。これは、変数nの値を調べ、偶数か奇数かを表示するものです。最初にある var n = 12345; の値を色々と変更して動作を確認してみましょう。
まずは、条件分岐からいきましょう。条件分岐の基本は「if」という構文です。これは以下のような形をしています。
・if文の基本形
if ( 条件 ) {
……条件がtrueのときの処理……
} else {
……条件がfalseのときの処理……
}
ifは、その後にある()部分の値をチェックし、それによって2つの処理のどちらを実行するかを決めます。()には、真偽値として得られる値が用意されます。trueであればその後の{}部分を、falseならばelse以降の{}部分を実行します。
なお、else以降はオプションなので、不要であればelse ~の部分は省略できます。この場合、条件がfalseならば、何も実行せずに次に進みます。
■else ifの利用
では、もし「2つ以上の分岐が必要」という場合は? これには、まぁ別の構文もあるのですが、ifで行うならば、「elseに更にifをつなげる」ということで解決できます。
・複数ifの連結
if ( 条件1 ) {
……条件1がtrueのときの処理……
} else if ( 条件2 ) {
……条件2がtrueのときの処理……
} else {
……すべてfalseのときの処理……
}
このように、elseに更にifをつなげ、第2の条件を用意することで3つの分岐が行えるようになります。同じように、第3、第4、……と条件をつなげていくことで、無限に分岐を増やすことも可能です。
■条件は、比較演算が多用される
問題は、「条件にどんなものを用意すべきか」ですね。これは、真偽値の値や変数などが用いられます。多用されるのは「比較演算の式」でしょう。2つの値を比較する、=<>!といった記号を使った演算子の式ですね。
では、下に実際の利用例を挙げておきましょう。これは、変数nの値を調べ、偶数か奇数かを表示するものです。最初にある var n = 12345; の値を色々と変更して動作を確認してみましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
void main() { var n = 12345; if (n % 2 == 0){ print('${n}は、偶数です。'); } else { print('${n}は、奇数です。'); } }
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