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初心者のためのPython入門

Pythonを使えるようにしよう! (2/4)

作成:2011-01-13 08:31
更新:2017-06-03 11:27

■IDLEを起動する

では、実際にPythonを使ってみましょう。Pythonのプログラム本体は、ただのインタープリタで、GUIもなにもないコマンドプログラムなのですが、この他に「IDLE」というPythonを利用するための簡単なツールが付いてきます。これを使ってPythonを試してみましょう。

Windowsの場合は、スタートボタンから<Python 3.6>というショートカットを探し、その内にある<IDLE>メニューを選んで起動して下さい。Ma OS Xの場合は、アプリケーションフォルダにインストールされる「Python 3.6」フォルダ内にIDLEが入っていますのでこれを起動しましょう。

IDLEは、とてもシンプルなテキストエディタのように見えるツールです。実際、これはテキストエディタとしても使えます。が、このIDLEの特徴は、「インタラクティブシェル」と呼ばれる機能を持っていることです。

インタラクティブシェルというのは、「インタラクティブにPythonを実行できる機能」です。このIDLEでは、Pythonの文を入力してEnterまたはReturnキーを押すと、その一文だけその場で実行し結果を表示することができます。そうやって1つずつ文を実行しながらPythonの動作を確かめていくことができるのです。

では、やってみましょう。今開いているIDLEのウインドウで、以下のようにタイプして下さい。「>>>」という表示の後に記入し、Enter/Returnキーを押せばOKです。
print("Hello Python!") 

これで、次の行に「Hello Python!」とテキストが表示されます。

こんな具合に、Pythonの文を実行しては結果を表示、というのを繰り返しながら操作していけます。このインタラクティブシェルは、Pythonを学び始めの内は特に重宝するでしょう。

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