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Google App Engine for Java(GAE/J)プログラミング入門

開発環境の準備からデプロイまで (2/5)

作成:2010-04-30 17:01
更新:2010-05-10 16:53

■Eclipseへのプラグインの組み込み

続いて、EclipseにGoogleのプラグインをインストールしましょう。これは「Googleプラグイン」というもので、GAE/J専用というわけではありません。Googleが提供する技術の開発用プラグインということで、現在、GAE/JとGWT(Google Web Toolkit)利用のための機能が用意されています。ひょっとしたら、将来、どんどん機能が追加されるのかも知れません。では、以下に手順を整理しておきましょう。(なお、ここではEclipse 3.5をベースに説明を行います)


1.「ヘルプ」メニューから「新規ソフトウェアのインストール...」メニューを選びます。

2.現れたウインドウで、「作業対象」というところにプラグインのアドレスを記述します。これは、Eclipse 3.5ならば以下のようになります。

http://dl.google.com/eclipse/plugin/3.5

プラグインはEclipse 3.3以降がサポートになっています。アドレスは、Eclipseのバージョンに応じて、一番最後の数値が変わります。3.4用なら、最後が~/3.4」となるわけです。アドレスを記述し、Enterキーを押すと、指定のアドレスにアクセスし、インストール可能な項目がその下に一覧で表示されます。ここから「プラグイン」「SDK」の両方のチェックをONにして次に進みます。

3.「インストール詳細」という表示が現れます。ここでインストールされる項目が一覧表示されます。内容を確認し、次へ進みます。

4.「ライセンスのレビュー」と表示されます。ライセンス契約に同意するための項目です。「使用条件の条項に同意します」を選んで「完了」ボタンをしてください。ウインドウが消え、ソフトウェアのダウンロードを行い、インストールを実行します。

なお、インストール中に「セキュリティー警告」というものが表示されることでしょう。これは、署名なしのソフトウェアをインストールしようとしてるけどいいの?という確認です。OKすると、「これらの証明書を信頼しますか?」と証明書が表示されるので、またOKしてください。これで

しばらくすると、インストールが完了し、「Eclipseを再起動するか?」と尋ねてきます。そのまま再起動すれば、次に起動するときからGoogleプラグインが利用可能になっています。

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