Google APIs Add-OnでGoogleマップを使う (1/7)
作成:2010-06-01 11:19
更新:2010-06-01 13:26
更新:2010-06-01 13:26
■まずは証明書とフィンガープリントの用意
Googleのサービスといえば、すぐに思い浮かぶのが「検索とマップ」でしょう。Googleマップは、本業の検索に匹敵するほど広く浸透しています。このGoogleマップをAndroidのアプリから利用したい、と思う人は多いでしょう。
Googleでは、「Google APIs Add-On」というプラグインが用意されています。これはAndroidのためのGoogle Maps APIを含むライブラリです。これを利用することで、マップを簡単に利用できます。が、そのためにはいろいろと手順を理解しておく必要があります。
まずは、Google Maps APIを利用するための登録を行う必要があります。これは、アプリケーションの証明書と、そのフィンガープリント(MD5)をGoogleに登録することで、これによりGoogleからAPI利用のための「キー」をもらうことができます。このキーを指定することで、その証明書を使うすべてのアプリケーションでAPIが使えるようになります。
「証明書? キー? なんだそれは?」と頭がこんがらがってくる人もいるかも知れませんね。――「証明書」というのは、要するに「プログラムの作者を示す名刺」みたいなもの、と考えてください。アプリには、それぞれ「どこの誰が作ったか」ということがわかるように、作者に関する情報が設定されています(されていないものもありますが)。この「作者の証明」に使うのが、証明書です。
これは、別にどこかに行って買ってくるとかいうわけではなくて、自分で作ることができますが、実を言えばAndroid SDK自身に「デバッグ用の証明書データ」というのがちゃんと用意されているので、テスト用ならこれを利用すればいいのです。
証明書は、「キーストア」と呼ばれるファイルとして用意されています。デバッグ用のキーストアファイルは、Windows Vista/7の場合、ユーザのホームディレクトリにある「.android」フォルダの中に「debug.keystore」というファイル名で用意されています。Java SDKに用意されている「keytool」というプログラムを使い、このファイルを読み込むことで、証明書のフィンガープリント(MD5)というものを生成することができます。まずはこれを取得しましょう。
1.コマンドプロンプトを起動し、.androidフォルダにディレクトリを移動してください。
なお、keytoolは、Java SDKのbin内に用意されています。もし、JDKのbinが環境変数pathに登録されていなくて「keytoolがわからない」といわれた場合には、JDKのbin内にあるkeytool.exeをフルパスで指定して実行しましょう。
Googleでは、「Google APIs Add-On」というプラグインが用意されています。これはAndroidのためのGoogle Maps APIを含むライブラリです。これを利用することで、マップを簡単に利用できます。が、そのためにはいろいろと手順を理解しておく必要があります。
■デバッグ用キーストアと証明書のフィンガープリント
まずは、Google Maps APIを利用するための登録を行う必要があります。これは、アプリケーションの証明書と、そのフィンガープリント(MD5)をGoogleに登録することで、これによりGoogleからAPI利用のための「キー」をもらうことができます。このキーを指定することで、その証明書を使うすべてのアプリケーションでAPIが使えるようになります。
「証明書? キー? なんだそれは?」と頭がこんがらがってくる人もいるかも知れませんね。――「証明書」というのは、要するに「プログラムの作者を示す名刺」みたいなもの、と考えてください。アプリには、それぞれ「どこの誰が作ったか」ということがわかるように、作者に関する情報が設定されています(されていないものもありますが)。この「作者の証明」に使うのが、証明書です。
これは、別にどこかに行って買ってくるとかいうわけではなくて、自分で作ることができますが、実を言えばAndroid SDK自身に「デバッグ用の証明書データ」というのがちゃんと用意されているので、テスト用ならこれを利用すればいいのです。
証明書は、「キーストア」と呼ばれるファイルとして用意されています。デバッグ用のキーストアファイルは、Windows Vista/7の場合、ユーザのホームディレクトリにある「.android」フォルダの中に「debug.keystore」というファイル名で用意されています。Java SDKに用意されている「keytool」というプログラムを使い、このファイルを読み込むことで、証明書のフィンガープリント(MD5)というものを生成することができます。まずはこれを取得しましょう。
1.コマンドプロンプトを起動し、.androidフォルダにディレクトリを移動してください。
cd C:\Users\利用者\.android2.keytoolを以下のように入力して実行します。
keytool -list -keystroke debug.keystore3.パスワードを尋ねてくるので、そのままEnterしてください。これで証明書のフィンガープリントが出力されます。これをコピーしておきましょう。
なお、keytoolは、Java SDKのbin内に用意されています。もし、JDKのbinが環境変数pathに登録されていなくて「keytoolがわからない」といわれた場合には、JDKのbin内にあるkeytool.exeをフルパスで指定して実行しましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
Microsoft Windows [Version 6.1.7600] Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved. C:\Users\利用者>cd C:\Users\利用者\.android C:\Users\利用者\.android>keytool -list -keystore debug.keystore キーストアのパスワードを入力してください: ***************** 警告 警告 警告 ***************** * キーストアに保存された情報の完全性は検証されて * * いません! 完全性を検証するには、キーストアの * * パスワードを入力する必要があります。 * ***************** 警告 警告 警告 ***************** キーストアのタイプ: JKS キーストアのプロバイダ: SUN キーストアには 1 エントリが含まれます。 androiddebugkey, 2010/05/31, PrivateKeyEntry, 証明書のフィンガープリント (MD5): 69:FF:A3:BB:80:……略…… C:\Users\利用者\.android>
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