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Google App Engine for Java(GAE/J)プログラミング入門

データストアのCRUD (1/6)

作成:2010-05-03 16:52
更新:2010-05-10 17:22

■データの新規作成

では、JDOによるデータストア・アクセスの基本がわかったところで、その他のデータベースアクセスについて考えていくことにしましょう。まずは「データの作成」からです。

LinkDataへのデータ作成は、タイトル、URL、コメントといった項目を持つフォームを用意し、そこから送信して行うようにするのが一般的でしょう。日時についてはそのときのDateインスタンスを取得して保存すればよいでしょう。またIDについては、これはJDOにインスタンスをシリアライズする際、自動的に設定されるので考える必要はありません。

では、まずデータの作成を行う「add.hml」と、作成の処理を行うサーブレットを登録するためのweb.xmlから用意していきましょう。下のリスト欄にソースコードを掲載しておきます。

ここでは、AddLinkDataServletというサーブレットを/addにマッピングしています。そしてadd.htmlのフォームでは、<form method="post" action="/add">というようにaddにPOST送信するようにしてあります。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※add.html

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
	<head>
		<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
		<title>LinkDataの追加</title>
	</head>
	<body>
		<h1>URLデータの追加</h1>
		<table>
		<form method="post" action="/add">
			<tr><th>TITLE:</th><td><input type="text" name="title"></td></tr>
			<tr><th>URL:</th><td><input type="text" name="url"></td></tr>
			<tr><th>COMMENT:</th><td><textarea name="comment"></textarea></td></tr>
			<tr><th></th><td><input type="submit" value="追加"></td></tr>
		</form>
		</table>
	</body>
</html>


※web.xmlへのサーブレット登録

<servlet>
	<servlet-name>add_linkdata</servlet-name>
	<servlet-class>jp.tuyano.AddLinkDataServlet</servlet-class>
</servlet>
<servlet-mapping>
	<servlet-name>add_linkdata</servlet-name>
	<url-pattern>/add</url-pattern>
</servlet-mapping>

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